【11/12締切】令和8年度第8回金沢工業大学IDESメンバーシップ講習会開催のご案内

公開日: 2026年10月22日

【概要】

2024年1月1日に発生した能登半島地震(M7.6、最大震度7)での避難者数は最大で3万人超とされる。石川県内では、同年9月の奥能登豪雨後に建てられた分を含めて、7,100戸超の応急仮設住宅が建設された。仮設住宅の種類は、プレハブ(軽量鉄骨・従来型)、木造長屋(まちづくり型)、木造戸建て(ふるさと回帰型)の3つに大別されるが、特に豪雨後は建設用地が足りず、木造2階建てが多く建設された。過去のものと比べて能登の仮設住宅の特徴は、1)ふるさと回帰型(木造戸建て)の仕組み、2)トレーラーハウス・ムービングハウスの増加、3)木造長屋(まちづくり)団地での緑のコミュニティ広場の整備、4)木造2階建ての登場、5)一部の団地内に共同浴場・食堂施設(コミュニティセンター)の建設、などが挙げられる。円井らはこれまで、東日本大震災と熊本地震で建設された仮設住宅団地における生活環境に関するアンケート調査や熱環境実測を行なってきた。また2024, 2025年と、能登の仮設住宅の生活環境に関するアンケート・ヒアリング調査を行なってきた。本講演では、これらの調査結果に基づき応急仮設住宅の生活環境の実態や課題について解説する。