【8/7締切】令和8年度第5回金沢工業大学IDESメンバーシップ講習会開催のご案内

公開日: 2026年7月23日

【概要】
令和6年能登半島地震により門前鹿磯海岸は3.99 m隆起し,これは599 - 2024年の国内の地震による海岸変動事例の中で,2番目に大きい希少な隆起である.隆起した砂浜の気象と海象による変形は,平衡海浜断面形状や汀線位置を説明する推定式の検証データとして重要である.本研究は対象海岸を月1回の頻度でUAVにより地形計測を行い,隆起後の海浜変形過程の実態を考察することを目的とする.2024年2月から2026年2月の鹿磯海岸を岸沖方向にA,B領域の2区域に分けて土砂量を解析した結果,A領域では約20,000 m³の堆積が生じ,海象による変化として,4回の変動フェーズ(Phase 1〜4)での変化が確認された.汀線変動は夏季に前進,冬季に後退傾向で2年間では約44 mの後退傾向であることが分かった.