日事連/BIM技術者に対する技法、技術研修の実施について

公開日: 2023年5月2日

BIM技術者に対する技法、技術研修の実施について

1.BIM技術者に対する技法、技術研修の内容について

◇趣旨

建築BIMに必要なソフトウェアの機能、使い方などは、各ベンダーで教育等行っているところだが、次の段階として建築プロジェクト(いわゆる図面)として完成させるまでの研修教育は、課程としてベンダーもほとんど用意されていない。組織事務所側での社内研修、コンサルタントによる高額な研修などによりおこなわれているが、中小の事務所では、ほとんど手が付けられていない状況で、独学で情報収集、試行錯誤を重ねている状況。中小事務所にとって、BIM導入からプロジェクト作成にたどりつくのは容易ではない。
これらの技術、技法に関する習得がないまま、導入がとん挫することも多く、またこれから導入する事務所において技術者の研修教育は直面する課題となっている。
これらの技法、技術習得のための教材を開発し、建築プロジェクトを実際に作成する過程において、適用、利用する形での実習を交えた実践的な形で提供することにより、特に手段のない中小の建築事務所を中心にBIMの導入を加速して進めることを目的とする。

2.研修内容

開講日:
第1期:2023年 7月3日(月)~2023年10月31日(火)
第2期:2023年10月2日(月)~2024年 1月31日(水)
各ソフトに応じて開講(定員20名)。
カリキュラム等の詳細内容はWEBページ参照。
プログラム:
研修は、4カ月間オンラインで、実際の設計操作を行います。
受講期間内いつでも視聴可能な研修動画、そのほか質疑対応等をリアルタイムで行う月1回のライブ演習、加えて、実際の建築プロジェクトを作成するため最後の1か月間は実技ライブ演習を毎週実施します。

参加費:無料