平成27年度石川県耐震診断等業務研修会開催報告
「平成27年度石川県耐震診断等業務研修会」 開催報告
日 時:平成27年7月1日(水)10:00~12:00
場 所:石川県地場産業振興センター
参加者数:37名、ほか行政より16名
時間割・研修内容・講師など
10:00~ 開会挨拶
(一社)石川県建築士事務所協会専務理事 若﨑 淨人
石川県耐震診断等評定委員会委員長
金沢工業大学名誉教授 高山 誠
10:10~ 改正耐震改修促進法について 耐震診断・補強に関する諸々の話題
金沢工業大学環境建築学部建築学科准教授 山岸 邦彰
11:15~ 平成26年度耐震診断等業務の概要及び
平成27年度評定委員会の運営について
(一社)石川県建築士事務所協会耐震防災委員長 小西 義昭
11:30~ 石川県耐震診断等評定委員会からの留意事項
(一社)石川県建築士事務所協会耐震防災副委員長 松下 正
はじめに当協会の若﨑淨人専務理事より「東日本大震災以来、地震や火山の噴火が頻発している。
天災は忘れた頃にやってくるといわれれるが忘れる前に対策を講ずることが大切だ」などと挨拶が あり、続いて石川県耐震診断等評定委員長の高山誠金沢工業大学名誉教授が「耐震診断は公共建築 物は一段落したが、民間建築物の進行状況は低い。どう数を増やしていくのか課題だが、皆さんの 協力をお願いしたい」と挨拶した。
続いて金沢工業大学環境建築学部建築学科准教授山岸邦彰氏が「耐震診断・補強に関する諸々の 話題」と題して講演。東日本大震災時における耐震補強の有無による被害状況、地震力の高さ方向 の分布を示すAi分布や液状化判断基準などについて解説した。
この後、当協会の小西義昭耐震防災委員長から平成26年度耐震診断等評定審査の内容・件数、 平成27年度評定委員会の運営状況について報告後、松下正耐震防災副委員長が当協会からの 留意事項について説明を行った。