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2014.10.31
[A-26045]建築鉄骨に係わる溶接技能資格の違い講習会開催報告

第1回構造設計部会「建築鉄骨に係わる溶接技能資格の違い講習会」開催報告

日 時:平成26年10月29日 水曜日
場 所:石川県地場産業振興センター
参加者数:42名
石川県建築士事務所協会 24名
能美市土木課建築住宅室 1名
石川県鉄骨工業協同組合 17名

建築鉄骨の加工に不可欠な溶接の性能は、それを行う溶接技能者の技量に大きく左右されます。現在建築鉄骨加工の溶接技能者の資格は、日本エンドタブ協会のエンドタブ溶接技能者、AW検定協議会の建築鉄骨溶接技量検定試験合格者、日本溶接協会の溶接技能者資格の3つがあり、それぞれの団体から講師を招き各資格の内容について説明頂きました。

小西耐震防災委員長挨拶の後、日本エンドタブ協会理事長松崎氏より地震時の梁端溶接部に求められる性能とエンドタブを用いた溶接の概要を、AW検定協議会前会長護氏よりAW検定の歴史・試験内容について、日本溶接協会米森氏より溶接技能者資格の全体概要と建築に特化した部分の資格について講演いただきました。講演終了後前掲の3名の講師陣と㈱ヨネモリ米森社長と宮坂が加わり講習内容についてディスカッションを1時間程度行い、各資格の試験内容と工学的背景を掘り下げ、各資格の建築鉄骨加工上の位置付け・活用方法について活発な討論となりました。また、ディスカッション中聴講者からも活発な質疑・発言があり有意義な講習会となりました。

文/宮坂 博信

第1回構造設計部会「建築鉄骨に係わる溶接技能資格の違い講習会」開催報告

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